ローンの種類

ビジネスローンに意味はない!銀行カードローンのほうがお得かも

ビジネスローンに意味はない!銀行カードローンのほうがお得かも

自分で事業をしていると、取引先に支払うための資金が足りないなど、急に現金が必要になることってありますよね。でも公的融資や銀行からの融資には時間も手間もかかります。

そんなときに便利なのがビジネスローンです。即日融資可能なビジネスローンもあり、消費者金融系カードローンのように年収の3分の1までしか借りられないという規制もありません。

ただ便利な反面、金利は銀行カードローンよりも高いことがほとんど。時と場合によって銀行カードローンやその他のローンと比較検討して選ぶことが大切です。ビジネスローンのメリットと注意点について説明します。

ビジネスローンとは?総量規制の対象外でスピード融資可能!

ビジネスローンは法人経営者や個人事業主向けのローンです。公的融資や銀行から借りると融資までに時間がかかってしまうので、「とにかく早く運転資金が必要なんだ!」という人たちが利用しています。

ビジネスローンはカードローンのように無担保、無保証人で借りられて融資スピードが速いのが大きなメリットです。

しかも消費者金融系カードローンのように、年収の3分の1までしか借りられないという決まりもありません。ビジネスローンの特徴について紹介します。

ビジネスローンなら即日融資も可能で助かる!

事業用資金を借りる場合には、次のような方法があります。

  • 日本政策金融公庫の融資制度を利用する
  • 銀行や信用金庫から借りる
  • カードローン
  • ビジネスローン

日本政策金融公庫の金利は年利0.35%からと、カードローンなどに比べて断然低いですが、日本政策金融公庫や銀行は審査に時間がかかるのがデメリットです。

その点、カードローンやビジネスローンなら即日融資も可能。

大手消費者金融カードローンならほとんどが即日融資可能ですし、ビジネスローンでもORIX CLUB CARDやプロミス自営者カードローンが即日融資に対応しています。すぐに融資してほしいならカードローンかビジネスローンを選択しましょう。

カードローンとビジネスローンの違いは総量規制の有無

カードローンとビジネスローンには、無担保・無保証人・即日融資可能などの共通点も多いですが、大きな違いは総量規制の対象外※かどうかです。

消費者金融系カードローンは総量規制の対象ですが、ビジネスローンなら貸金業者が提供している場合も、総量規制の対象外です。事業用資金としての貸付・借り入れは総量規制の対象にならないからです。

ビジネスローンの方が消費者金融系カードローンよりも大きな額を借りられる可能性が高いです。

総量規制

「貸金業者である消費者金融は、借りる人の年収の3分の1までしか貸付できない」という規制のこと。複数社から借りる場合は、すべての会社からの借り入れを合算した額が年収の3分の1までにおさまっている必要があります。銀行は貸金業者ではないので、銀行カードローンは総量規制の対象外です。

ビジネスローンの金利はカードローン並みに高い

ビジネスローンは無保証人無担保が特徴なので、金利はカードローン並みに高くなっています。

カードローン 金利
三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック 4.6~14.6%
アイフル 4.5~18.0%
プロミス 4.5~17.8%
ビジネスローン 金利
ORIX CLUB CARD 6.0~17.8%
ビジネクスト ビジネスローン 8.0~18.0%
プロミス自営者カードローン 6.3~17.8%
東京スター銀行 スタービジネスカードローン 6.5~14.5%

三菱東京UFJ銀行のビジネスローン「融活力」のように法人向けのビジネスローンなら年利2.35~9.00%と低金利ですが、その分提出する書類が増え、融資スピードも遅くなります。

ビジネスローンの申し込みはカードローン並みに簡単

ビジネスローンの申し込み方法はカードローン並みに簡単です。法人経営者や個人事業主に人気の「ビジネクスト ビジネスローン」を例に、申し込み方法と必要書類を紹介しますね。

ビジネクストは大手消費者金融のアイフルのグループ企業です。イメージキャラクターもアイフルと同じで、お笑い芸人のバナナマンが務めています。

申込の流れはこのようになっています。

(1)WEBで申込フォームに住所や経営している会社名を入力
(2)仮審査が行われ、結果連絡がくる
(3)仮審査に通ったら、必要書類をビジネクスト宛に郵送またはFAX
(4)本審査が行われ、結果連絡がくる
(5)来店不要で契約

個人事業主の必要書類はこのようになっています。ビジネクストが指定する様式の事業内容確認書なども求められる可能性があるので、担当者の指示に従ってくださいね。

  • 本人確認書類(免許証、保険証など)
  • 2年分の確定申告書

法人の必要書類は次の通りです。

  • 法人代表者の本人確認書類(免許証、保険証など)
  • 登記事項証明書(商業登記簿謄本)
  • 決算書原則2期分

通常のカードローンだと契約時に費用は発生しませんが、ビジネスローンの契約には印紙代がかかることがほとんどなのでその点には注意してくださいね。

ビジネスローンって総量規制の対象外で融資も早いから良さそうって思ったけど、金利が高いんだね。
金利が高いので、長期的に借りるのではなくて短期の借り入れに向いている商品よ。長期的に返済していきたいなら、手間や時間がかかっても公的融資や銀行からの融資を検討すべきだわ。

ビジネスローンを比較するときに気を付けたいポイント

ビジネスローンを取り扱っている会社は数多く、銀行や大手消費者金融のビジネスローンもあれば、ビジネスローンだけを専用に扱っている会社もあります。

たくさんのビジネスローンの中から商品を選ぶポイントは、やはり第一に金利。そして融資スピードも大事ですね。でも他にもビジネスローンを比較検討するために大事なポイントがいくつかあるので紹介します。

  • 金利
  • 融資スピード
  • 限度額
  • 個人事業主でも借りられるか、法人専用か
  • 来店する必要があるか
  • 振込融資サービスの有無
  • 銀行やコンビニATMで借入・返済ができるか

利用条件とスピード、限度額をチェックして希望に合う商品を探す

ビジネスローンには先ほど紹介した三菱東京UFJ銀行の「融活力」のような法人専用商品もあるので、個人事業主でも利用できるかのチェックが必須です。

銀行以外なら個人事業主でも利用可能なことがほとんどですが、都銀で個人事業主が借り入れできるビジネスローンを扱っているところはあまりありません。また、ビジネスローンによっては「事業歴2年以上」などの細かい条件が設定されている場合もあります。

ビジネスローン 融資対象
三菱東京UFJ銀行 融活力 法人のみ
三井住友銀行 ビジネスセレクトローン 法人のみ
東京スター銀行 スタービジネスカードローン 個人事業主、法人ともに可

条件にあてはまって申し込めるビジネスローンでも、希望日までに融資ができなかったり希望額を借りられない場合は意味がありません。融資スピードや限度額もチェックしましょう。

銀行系は融資が決定したあと実際に融資されるまでに時間がかかることが多いので、至急の融資希望なら消費者金融系や信販系のビジネスローンを選んでください。

ビジネスローン 審査・融資スピード 限度額
ORIX CLUB CARD 即日審査・融資可能 最大500万円
ビジネクスト ビジネスローン 審査に3日程度かかる 最大1,000万円
プロミス自営者カードローン 即日審査・融資可能 最大300万円

利用可能ATMも意外に重要!利用の利便性をチェック

快適に利用できるかどうかも比較ポイントです。たとえばコンビニATMでも借り入れや返済ができればとても便利ですし、契約時に店頭に行く必要がないローンは忙しい自営者でも使いやすいですよね。

ビジネスローン 契約時の来店 利用可能ATM
ORIX CLUB CARD 不要 三井住友銀行ATM
ゆうちょ銀行ATM
セブン銀行ATM など
ビジネクスト ビジネスローン 不要 セブン銀行ATM
東京スター銀行ATM(借入のみ)
アイフルATM
プロミス自営者カードローン 要(自動契約機または店舗) 三井住友銀行ATM
ゆうちょ銀行ATM
セブン銀行ATM
プロミスATM など

ORIX CLUB CARDだと三井住友銀行ATMとゆうちょ銀行ATMが手数料無料で使えるので便利です。

また、振込融資サービスがあれば、わざわざATMまで走らなくても、WEBから振込依頼をして融資してもらうことができます。ORIX CLUB CARD、ビジネクスト、プロミス自営者カードローンともに振込融資が可能ですよ。

快適に利用するためには、金利だけじゃなくて利用条件や利便性で選ぶ必要があるんだね。
そうよ。実際に使い始めるとコンビニATMやゆうちょ銀行のATMが使えるってとても便利なの。ただしATM利用手数料がかかることもあるから注意してね。

ビジネスローンより不動産担保ローンや銀行カードローンが低金利

ビジネスローンについて紹介してきましたが、正直言って、総量規制の対象外であること以外にメリットはあまりありません。無担保、無保証人、即日融資、来店不要、コンビニATMが使えるなどのメリットはカードローンでも共通しているからです。

金利が低い大手都市銀行のビジネスローンは法人専用がほとんどで個人事業主は借りられませんし、融資までに時間がかかってしまうことが多いです。

反対に、個人事業主でも借りられる融資スピードが速いビジネスローンは金利が高いというデメリットがありますね。

それならビジネスローンで借りるよりも金利が低い銀行カードローンや不動産担保ローンで借りるほうがお得です。

銀行カードローンは事業性資金には使えない!生活費にしよう

三井住友銀行カードローンやみずほ銀行カードローンなら、ビジネクストなどのビジネスローンよりも金利が数%低くなります。

銀行カードローン 金利
三井住友銀行カードローン 4.0~14.5%
みずほ銀行カードローン 3.0~14.0%
ビジネスローン 金利
ORIX CLUB CARD 6.0~17.8%
ビジネクスト ビジネスローン 8.0~18.0%

わざわざ高い金利でビジネスローンを借りなくても、銀行カードローンのほうがいいと思いませんか。銀行カードローンなら総量規制の対象外です。肝心の融資スピードも、三井住友銀行カードローンなら即日融資が可能です。

ただし、銀行のカードローンは「事業性資金にはお使いいただけません」となっていることがほとんどです。事業がうまくいかず生活も苦しくなっているなら生活費に使うことは可能ですから、生活費に回しましょう。

不動産所有なら不動産担保ローンが低金利で利用可能

不動産を所有しているなら、事業用資金として利用できる不動産担保ローンの利用も検討してください。担保を差し出すことによって、低金利で高額の融資を受けることができます。

手数料が高い、融資までに1カ月ほどかかる、返済できなくなった時に担保にした不動産をとられてしまうという注意点はありますが、カードローンやビジネスローンに比べると格段に低い金利で借りることができますよ。

不動産担保ローンについてはこちらの記事を参考にしてください。

確かに金利がけっこう違うね。銀行カードローンのほうが低金利だなんてびっくりだなぁ。
事業用資金を多めに借りたいんじゃなくて、少額を生活費として使うなら、低金利の銀行カードローンを検討する方がいいわ。さらに言うと、時間に余裕があるなら公的融資や銀行からの融資のほうががおすすめよ。

ビジネスローン案内のFAXに注意!詐欺業者の手口

個人事業主や中小企業経営者のもとに、ビジネスローンのご案内FAXが届くことがあります。これまでに取引がある正規の貸金業者や銀行などから送られてくることもあるでしょうが、見たことがない会社名でべらぼうに低金利なら要注意です。

年利1.0%などの低金利で1,000万円や3,000万円などの高額を融資するという文面なら、ほぼ間違いなく詐欺です。

「融資前に保証金や手数料を振り込んでください」などと要求してくるのが手口です。手数料だけ懐に入れてしまえば、あとは連絡がとれなくなってしまいます。実際に融資をしてくれることはありません。

あるいは、金利1.0%と謳いながら保証料だ手数料だなんだと諸費用をふっかけてきて、実質的には法定金利を超える高い金利で無理やり貸し付けてきます。

怪しいFAXが届いたら無視するか、判断がつかない場合は金融庁のWEBサイトで「貸金業登録番号」を調べてください。

「登録貸金業者情報検索入力ページ」で貸金業登録番号や企業名を検索して、該当がなければ正規業者ではありません。詐欺かヤミ金です。絶対に関わらないようにしましょう。

こんなFAXが送られてくるなんて怖っ!引っかかってしまう人っているのかな?
かなり資金調達に困っている場合、冷静に考えられずに飛びついてしまうこともあると思うわ。正規業者の金利と比べてみて、非現実的だと気づいてほしいわね。

ビジネスローンを利用するときには他ローンとも比較してから

ビジネスローンは貸金業者から借りても総量規制の対象にならないのがメリットです。しかし即日融資、無担保・無保証なのはカードローンも変わりません。

はっきり言って、少額を借りるならビジネスローンのメリットはほとんどありません。銀行のカードローンで借りたほうが低金利でお得です。

銀行カードローンは事業用資金には使えませんが、生活費には使えるので、生活費も苦しいという人はぜひ銀行カードローンを検討してみてください。

時間に余裕があるならば、金利が安い公的融資や銀行からの融資を最優先に考えてくださいね。ビジネスローンやカードローンは、至急・短期間の資金調達にのみ使うものと考えて、賢く利用しましょう。

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