ローンの種類

マイカーローンは低金利!申込前におさえておきたいポイントを解説

マイカーローンは低金利!申込前におさえておきたいポイントを解説

マイカーローンとは、自動車やバイクの購入・修理車検などの費用を目的としてお金を借りられるローンです。

新車などの購入と一緒にディーラーで手続きする「ディーラーローン」より金利は低め。金融機関によっては金利優遇(金利引き下げ)もあります。金利タイプは「固定金利型」と「変動金利型」の2種類から選択可能です。

マイカーローンの審査ポイントは「年齢」や「勤続年数」、「収入」に加え、「信用情報にキズがないか」や「マイカーローンの返済額が、年間返済額の上限目安に見合っているか」も重要なので確認しておきましょう。

それではマイカーローンのメリット・デメリットと金利タイプの選択方法、審査のポイントや対策について解説します。

マイカーローンを利用するメリット・デメリット

自動車購入などに使えるローンには、この記事で解説する「マイカーローン」と「ディーラーローン」があります。

マイカーローン・ディーラーローンの違い
マイカーローン 銀行やJA、ろうきん(労働金庫)などで利用できる
ディーラーローン 自動車メーカー系列の信販会社が取り扱う

これら2つのローンを比較しながら、マイカーローンのメリット・デメリットを見ていきましょう。

マイカーローンをおすすめする3つの理由

マイカーローンには、次の3つのメリットがあります。

マイカーローンのメリット
  • 金利が低い
  • 金利優遇がある
  • 金利タイプを選択できる

マイカーローンはディーラーローンに比べて低金利なうえに、金融機関によっては金利優遇(金利引き下げ)もあります。

例として住信SBIネット銀行・三井住友銀行で取り扱うマイカーローンの金利優遇内容を載せておくので、参考にしてください。

住信SBIネット銀行「MR.自動車ローン」の金利優遇(最大▲1.0%)
  • 仮審査申込前日時点で、住信SBIネット銀行の住宅ローン残高あり(▲1.0%)※
  • 仮審査申込前日時点で、住信SBIネット銀行のカードローンを契約済み(▲0.5%)
  • 仮審査申込時点で、SBI証券口座保有登録済(▲0.5%)
※「フラット35」と「フラット35 ミスターパッケージローン」は除外
三井住友銀行「マイカーローン」の金利優遇
  • ・申込時、三井住友銀行の住宅ローンを利用中で返済の遅延なし(▲1.5%)
※住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)直接融資のみ、「フラット35」は除外
またマイカーローンの場合、金利タイプを「固定金利」と「変動金利」の2種類から選ぶことが可能です。金利タイプについては、「マイカーローン選びのポイント」の項目で詳しく説明します。

マイカーローンのデメリットは、時間と手間がかかること

マイカーローンはディーラーローンに比べ、手続きに時間と手間がかかるのがデメリットです。

ディーラーローンは車の購入手続きと並行して組むことができ、手続きは1日で終わります。

しかしマイカーローンを扱っているのは銀行やJA、ろうきんなどの金融機関なので、手続きのために店舗に足を運ばなければならず、審査だけで3日かかる場合も。

営業時間も限られているので、勤務時間などにより契約のための時間を確保するのが大変な場合もあります。

マイカーローンのメリットは金利にあるんだね!でもディーラーローンのほうが、車を買うときに組めて手軽だなあ。
確かにディーラーローンは手続きがラクね。ローンの返済が終わるまでは購入した車が自分名義にはならないけど、定期点検やオイル交換を安くしてもらえるサービスもあるわ。

ディーラーローンのメリット・デメリットやサービス内容について詳しく知りたければ、「★内部リンク予定」を読んでみて。

マイカーローン選びのポイントは金利タイプ!

先程、マイカーローンは金利タイプを選べるのがメリットの1つと説明しました。マイカーローンを選ぶ際のポイントとして、2つの金利タイプの違いを理解しておきましょう。

マイカーローンの金利タイプ
金利タイプ 特徴
固定金利 ・市場金利の変動の影響を受けない
・ローン契約時に設定された金利のまま返済する
変動金利 ・市場金利の変動によりローンの金利も変動する

2つの金利タイプを図に表してみると、次のような感じになります。

「固定金利」と「変動金利」

「どちらの金利タイプを選べばいいか分からない」という人もいると思うので、それぞれのタイプがどのような人に合っているかまとめておきますね。

「固定金利」はこんな人におすすめ
  • 一定の返済額で返済できるほうが安心な人
  • 返済額が変動すると、家計的に対応が難しい人
「変動金利」はこんな人におすすめ
  • 返済期間が3年程度と短い人
  • 近い将来、景気が良くなりそうにないと判断した人

「万が一市場金利が変動した場合、きちんと返済していけるか不安」「しっかり返済計画を立てないと心配」という人は、固定金利を選択しましょう。

マイカーローンは基本的に低金利なので、変動金利より金利設定が高めだとしても安心して返済を続けられます。

しかし変動金利は基本的に、固定金利より低めに設定されている場合が多いです。そのため景気が良くならず市場金利が下がっている場合、「変動金利型」を選択しておくと返済途中で高金利になる可能性は低いので、返済額も少なくて済みます。

できれば最初の金利設定が低めの「変動金利型」を選びたいけど、万が一金利が上がったらと思うと心配だなあ。
返済に充てるお金を多めに確保しておくべきね。もちろん「固定金利型」でマイカーローンを組む場合もそうだけど。

マイカーローン申し込み前に必ず確認して!3つの審査ポイント

ローンは基本的に、低金利であるほど審査が厳しめです。

ディーラーローンでは審査通過率が上がるよう、「頭金を増やしませんか?」「車種やグレードを変えませんか?」などアドバイスをもらえることがあります。

しかし金融機関のマイカーローン審査では、そのようなアドバイスはありません。

ここで、次の3つの審査のポイントを理解しておきましょう。

マイカーローン審査前のチェックポイント

年齢・年収・勤務先などの利用条件をクリアしているか

マイカーローンの審査はほかのローンと同様、年齢や年収、勤続年数、勤務先がチェックされます。金融機関によって審査基準は違いますが、だいたいのクリア条件は次のとおりです。

年齢
・20代前半だと「収入が安定しない」と見なされる場合がある。
・60歳以上だと「退職前後のため返済能力に欠ける」と見なされる場合がある。
・上記の年齢でも、年収や勤続年数などに問題がなければ審査に響きにくい。
年収
・金融機関によって年収基準は異なる。
・年間ローン返済額は年収の35%まで。
勤続年数
・勤続年数が長いほど、安定した収入があると見なされ有利になる。
・3年以上の勤続年数があれば、審査に有利になる。
・勤続年数が1年程度だと、審査に不利になる場合がある。

信用情報にキズがついていないか

マイカーローンの審査では、個人の信用情報※もチェックされます。

信用情報とは

クレジットカードやローンの申し込み・契約情報、利用履歴のことです。

信用情報のチェックで特に要注意なのは、次のような人。該当する項目がないかチェックしてみましょう。

信用情報がマイカーローンの審査に影響する人
  • キャッシングを常用している人
  • 2~3カ月続けてクレジットやローンの延滞をした人
  • 携帯電話代金の分割払いを2~3カ月滞納した人
カードローンなどのキャッシングを常用していると「キャッシングの高利率による負担でローンの返済ができなくなる可能性がある」と判断されるため、審査に影響しやすいです。

また2~3カ月連続の返済・携帯電話料金の滞納などは、信用情報に「金融事故」として登録されます。このような記録が残っている期間中は、ローンが組めない可能性が高いです。

信用情報は開示請求すれば見ることができるので、「もしかしたら審査で不利になるような記録があるかも・・・」という人は確認してみてください。

信用情報の登録期間や開示請求方法については「ローン審査に通らないなら信用情報を開示!方法と開示画面の見方」で詳しく解説しています。

年間ローン返済額が自分の収入に見合っているか

年間のローン返済額の上限は、年収の35%が目安と言われています。

しかしこれは、マイカーローンだけの上限ではありません。返済中のローンがある場合は、それも含めた返済額で考える必要があります。

例えば年収500万円の人がすでに教育ローンを毎月3万円ずつ、住宅ローンで毎月10万円ずつ返済している場合、年間返済額の合計は次のとおりです。

借入中のローン 年間返済額
教育ローン 36万円
住宅ローン 120万円
合計 156万円

そして年間返済額の目安と、借り入れ中のローンの年間返済額の合計の差を求めると、年間返済額の上限の残額は次のようになります。

175万円-156万円=19万円

マイカーローンに申し込む前に、年間返済額の上限が足りているか確認してみてくださいね。

年間返済額の計算って、足し算と引き算しかないから簡単だね。
そうでしょ。すぐ算出できるから、マイカーローン申し込み前に必ず確認しておいて。

申し込み前にしておきたい、マイカーローンの審査対策

マイカーローンの審査基準のなかには、年齢や勤続年数など、自分ではどうにもできない項目もあります。しかし自分でできる審査対策もあるんですよ。

マイカーローンの審査対策

「これさえやっておけば大丈夫」というわけではありません。しかし、ちょっとしたことが理由で審査に落ちるのは悲しいですよね。なるべく万全な状態で審査に臨めるよう、できる限りの対策はとっておきましょう。

最後に、それぞれの審査対策について詳しく説明します。

不要なキャッシング枠を整理する

契約中のクレジットカードやカードローンなどで不要なものを、そのままにしていませんか?

先程説明したように、借り入れしていなくてもキャッシング枠があれば審査に通りにくくなります。不要なキャッシングは解約しておきましょう。

携帯の端末料金は一括払いにする

携帯電話料金(端末料金)の支払いを2~3カ月連続で延滞した場合も、マイカーローンの審査で不利になります。

これは、携帯電話本体を分割払いで購入することはローンを組んでいることと同じだからです。

携帯電話本体の料金は、一括払いにしておくと審査対策になりますよ。

保証人を立てる

マイカーローン以外にも、住宅ローンなど他の借り入れがある場合、年間返済額の上限がネックになる人もいますよね。

マイカーローンは基本的に保証人不要ですが、ローン契約者より年収の高い人を保証人に立てれば、審査に通りやすくなる可能性があります。

年収の面で不安があるなら、保証人を付けることも検討してみましょう。

ディーラーローンも保証人は付けられるの?
ディーラーローンの場合、審査に通るか微妙な人には「保証人をつけませんか?」と提案してくれる場合があるわよ。

自分に合ったマイカーローンを選び、しっかり審査対策しよう

マイカーローンは、ディーラーローンに比べ金利が低いです。住宅ローンなどで取り引きしている金融機関があれば、金利優遇でさらに低金利になる可能性があります。

市場金利の影響で金利が上がった場合に対応できるか心配なら「固定金利型」、ある程度の金利変動には対応できる人は「変動金利型」など、自分の収入や返済計画に合った金利タイプを選択してください。

そして何より重要なのが、マイカーローンの審査基準を確認し、自分でできる対策をしておくこと。

審査対策をすれば必ず審査に通るわけではありませんが、審査に不利になる要素は少しでも取り除いておきましょう。

※記載されている内容は2017年6月現在のものです。

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