ローンの種類

自動車ローンで損しないために!知っておきたいローンの特徴

自動車ローンで損しないために!知っておきたいローンの特徴

マイカー購入時に多くの人が利用する自動車ローン。でも実際に車を買う時は、メーカーや車種、乗り心地ばかり気になって、自動車ローンについてはディーラーに勧められるがまま・・・という人も多いのではないでしょうか。

自動車ローンは大きく分けると、ディーラーが勧めるディーラーローンと、銀行やJAといった金融機関が取り扱うマイカーローンがあり、それぞれにメリットやデメリットがあります。

中でも、ディーラーローンで車を購入した場合、車の名義はディーラーや販売会社になるのは知っていますか?

自分名義でなければ、自由に買い替えることも譲渡することもできませんし、ましてや自分好みに改造なんてできません。

念願のマイカーを購入したつもりでも、実質的には借りているような形で車に乗るなんて何だか悲しいですよね。とはいえ、ディーラーローンは手続きが楽だったり、出費を抑えて新車に乗れるなどといったメリットもあります。

マイカーを買ってから「こっちのローンにすればよかった!」とならないために、自動車ローンの種類と特徴について紹介します。常に新車に乗っていたい人も、愛車を大切にしながら長く乗っていたい人も、それぞれの車の乗り方に合った自動車ローンを組んで、納得のいくカーライフを過ごしましょう。

ディーラーローンは手続きラク!でも金利が高い

新車を購入する時に、販売店のディーラーからローンを勧められたことはありませんか?この時勧められる自動車ローンを「ディーラーローン」といい、自動車メーカー系列の信販会社が取り扱っています。

ディーラーローンはマイカー購入の手続きと一緒に手続きができるため、手間のかからない便利なローンです。ほとんどの人が勧められた通りにディーラーローンを組んでいると思いますが、本当にディーラーローンはお得な自動車ローンなのでしょうか。

ディーラーローンのメリットやデメリットを紹介します。

ディーラーローンのメリットは手続きが楽!審査も通りやすい

ディーラーローンの一番のメリットは手続きが楽なところです。銀行やJAといった金融機関で自動車ローンを組むとなると、平日に金融機関に出向いて手続きをしなければなりませんが、ディーラーローンなら車の購入手続きと並行してローンの手続きもできます。

自動車の販売会社は銀行と違って土日も営業しているので、何か相談したいことや質問したいことがあればすぐに対応してもらえて、時間的な融通も利きます。

ディーラーローンのもう一つの利点は、ローン審査が通りやすく、審査結果が銀行のローンに比べて早く出るというところです。

審査結果については、店頭で申しこめば30分~1時間程度で結果が分かることもあります。

審査が通りやすい理由については後で説明しますが、審査が易しく、結果もすぐ分かるのはありがたいことですよね。

審査が易しい理由①:ディーラーローンは高金利

ディーラーローンはローン審査が易しいのが利点ですが、これにはちゃんと理由があるんです。この理由が、ディーラーローンのデメリットとも言えます。

審査が易しい理由の一つ目は、ディーラーローンは金利が高く設定されているからです。

銀行など金融機関のマイカーローンの金利相場が2~5%なのに対し、ディーラーローンの金利相場は4~10%と高く設定されています。

ディーラーローンとマイカーローンで、どれくらい利息に差が出るかは下表の通りです。

【トヨタプリウス(Sグレード) 本体価格248万円:返済期間5年】

業者 金利 支払総額 利息総額
ディーラーローン
(東京トヨペット)
8.00% 3,016,007円 536,007円
マイカーローン
(三菱東京UFJ銀行)
2.975% 2,672,040円 192,040円

マイカーローンとの利息の差は34万円と、大きく異なります。なぜこんなに金利が高く設定されているかというと、ディーラーローンはもともと貸し倒れのリスクを見込んで金利の設定をしているからです。

また、ディーラーローンの金利は地域や販売会社ごとに異なるので、車の購入を検討する時には色々な販売会社でローンの見積もりを作ってもらいましょう。

【トヨタプリウス(Sグレード):返済期間5年 金利比較(2016年1月時点)】

東京 名古屋 大阪 福岡
東京トヨペット
8.00%
名古屋トヨペット
4.50%
福岡トヨペット
5.50%
東京トヨタ自動車
7.80%
愛知トヨタ自動車
3.90%
大阪トヨタ自動車
7.90%
福岡トヨタ自動車
4.90%
ネッツトヨタ東京
7.80%
ネッツトヨタ中部
6.30%
ネッツトヨタ大阪
6.80%
ネッツトヨタ福岡
5.50%

審査が易しい理由②:マイカーなのに自分名義の車にならない!

審査が易しい二つ目の理由は、購入する自動車がディーラーローンの担保にされるからです。

担保にされるということは、ローンの返済が終わるまでは購入した自動車の名義は購入者になることはありません。

ディーラーか、ローンを扱う信販会社の名義となってしまいます。

ローンの返済が滞れば車は引き上げられてしまいますし、購入者が途中で自由に買い替えたり、譲渡することもできません。

もし返済期間の途中で、名義を購入者に変更したくなった場合には、ローンを完済した上で「所有権解除」の手続きをすれば名義変更できます。しかし、手続きには印鑑証明書や譲渡証明書をディーラーや運輸局とやり取りする必要があり、とても面倒です。

返済期間が満了して無事完済しても、自動で購入者に名義変更されるわけではありません。所有権解除の手続きをしなければ、名義はディーラーや信販会社のままになります。

ローンを完済していれば、名義がディーラーや信販会社のままでも特に問題はありませんが、マイカーとして購入したのに自分名義の車にならないなんて何だか悲しいですよね。

えーっ、せっかく車を買っても自分のものにならないなんてヤダ!!

でもお金を払って手元に置いてる車なんだから、自由に改造とかはしてもいいよね。勝手に売ったりしないから!

名義が購入者に無いということは、譲渡や買い替えだけでなく改造も自由にはできないの。

購入者名義にしたい場合は、まずはローンを全額返済しなきゃ手続きできないわ。その後、書類のやりとりをするんだけど、とっても面倒よ。

残価設定ローンで月々の返済を減らす!仕組みを分かりやすく解説

近年、ディーラーローンの中でも特に力を入れられているのが「残価設定ローン」という自動車ローンです。このローンは、「出費を抑えたいけど、ずっと新車に乗っていたい!」という人におすすめです。

各自動車販売会社では、残価設定ローンを中心にサービスを展開しています。例えば、ディーラーから残価設定ローンを組めば、定期点検やオイル交換を安くしてもらえるメンテナンスパックを付けてもらえるサービスもあるんですよ。

まずは残価設定ローンの仕組みについて、詳しく解説します。

下取り価格を差し引いてローンを組む!残価設定ローンの仕組み

残価設定ローンは新車購入費用から、数年後に車を買い替えるときの下取り分をあらかじめ差し引いて、残りの金額を返済するものです。

残価設定ローン

例えば、車両価格200万円の車について、3年後にその車に残る価値(=残価)が80万円とすると、残価設定ローンを組めば200万円のうち80万円を差し引いた120万円分のみを3年間かけてローンで返済することになります。

新車価格のうち、残価が占める割合を「残価率」といい、残価率は車の販売会社や車種ごとにそれぞれ定められています。残価率が高いほどローンで返済する額が小さくなり、出費を抑えることができます。

返済期間は3~5年で設定ができますが、期間が長いほど車に残る価値は小さくなるため、残価率は低くなります。残価率の相場は返済期間3年で40~50%、5年になると30%くらいです。

返済期間が満了すれば車を返却するか、購入するか選択できる

ローンの返済期間が満了すれば、車のユーザーは3つの選択肢から今後どうするか選ぶことができます。

①車両を販売会社に返却
②残価を一括で支払って車両を買取る
③残価に改めてローンを組み直して分割で支払いながら買い取る

①の車両を販売会社に返却したあとは、そのまま車を手放しても良いですし、新車に乗り替えることもできます。

②③を選んだ場合は、一旦ローンの返済は終わっても、改めて残価について支払いが発生します。

残価設定ローンは、3~5年周期で常に新しい車に乗っていたい人や、決まった期間だけ車が必要な人に向いているローンと言えます。

残価を差し引いた分をローンで返済すればいいってことは、フルローンよりもお得よね!
しかも残価設定ローンは低金利だから、さらに月々の出費を抑えることができるわ。

でも、利息が大きくなってしまったり、思わぬ出費が発生してしまう可能性もあるの。次で詳しく紹介するわ。

残価設定ローンの魅力は低金利!でも出費大になるデメリットも

残価設定ローンは残価を差し引いた分だけ返済すれば良いだけでなく、金利が低いという大きなメリットもあります。ただその反面、車が購入者名義にならなかったり、思わぬ出費がかさむ可能性があるといったデメリットもあるんです。

残価設定ローンが良く薦められている理由は、実はこのデメリットに隠されています。これから詳しく解説しましょう。

残価設定ローンは低金利!常に安く新車に乗れるメリット

残価設定ローンの金利相場は1.9~3.9%で、この金利の低さも出費を抑えてくれる要因です。

ただし、金利については残価を差し引いた部分にだけかかるのではなく、残価を含めた車両価格全体にかかっていく点には注意しておかなければなりません。

残価設定ローンは月々の返済額が少額に抑えられる分、ローンの残額は少しずつしか減らないため利息が大きくなり、返済額も多くなってしまう傾向にあるんです。

低金利だけど利息大!それでも新車に乗り替えたい人にはお得

残価設定ローンはどのくらい利息が大きくなるのでしょうか。フルローンと比較してみました。

【車体価格:2,479,091万円 返済期間:3年 の場合】

ローンの種類 残価設定型ローン フルローン
金利 3.90% 5.50%
初回支払額 54,524円×1回 76,902円×1回
二回目以降支払額 51,600×34回 74,800円×35回
最終回支払額 867,682円×1回
支払総額※ 2,676,606円 2,694,902円
利息額 197,515円 215,811円

※250万円の車の場合、20万円程度の割賦手数料が加算されます。

残価設定ローンとフルローンで比較すると、金利は大きく異なりますが、利息額はそんなに変わらないことがわかります。

この場合は3年の返済期間満了後に、車を返却せずに残価を一括で支払って購入する例ですが、ここで残価について再度ローンを組み直すとなるとさらに利息が発生して返済額が増えてしまいます。最終的に残価を支払って車両を購入するのなら、残価設定ローンは向いていません。

ただ、返済期間満了後に車を返却したり、新車に乗り替える場合は、最終回支払額の残価については支払わなくても良いので、一定周期で新車に乗り換えたい人にはお得なローンと言えます。

実際に、近年ではディーラーが熱心に残価設定ローンを勧める傾向も相まって、フルローンよりも残価設定ローンを利用する人が増えているんですよ。

残価設定ローンのデメリット①:返済が終わっても販売会社名義

残価設定ローンのデメリットの一つ目が、ディーラーローンと同じく所有権の問題です。これは、ディーラーが残価設定ローンに力を入れている理由にもつながります。

残価設定ローンについても、最初に設定した3~5年の返済期間が満了しても、残価を支払って車両を購入しない限り、所有権は販売会社のままになります。

だからこそ、ディーラーは返済期間満了後の顧客に「今の車を返却して、新車で残価設定ローンを組んで、今までと同じ返済額で最新型の車に乗り替えませんか?」と提案しやすくなるのです。

提案通りに乗り替えてもらえれば、ディーラーとしては新車が一台売れ、販売会社からすれば高年式の良質な下取り車が手に入り、中古車販売部門の活性化にもつながります。販売側からすれば、まさに一石二鳥のローンですね。

残価設定ローンのデメリット②:返却時に予想外の精算がある事も

デメリットの二つ目は、返済期間満了時、車両の返却をする際に思いがけない出費が発生する可能性がある点です。

残価設定ローンでは、走行距離について例えば「3年間で36,000km」というような規定が設けられ、返済期間満了時にこの規定を超えていると「1kmあたり10円」というように精算が生じてしまいます。走行距離だけではなく、車体に傷がついてしまった場合も同じように精算が必要になります。

つまり残価設定ローンでは、車両の返却後に中古車として売るときに不利になるようなことは精算の対象となってしまうのです。

残価設定ローンを組む際には、残価が保証されているか必ずチェックしておきましょう。残価が保証されていない場合、走行距離が規定内であっても、車体に傷がなくても、車種の人気が低くて流通価値があまりない場合には追加精算が生じる場合もあります。

日本車は大半が残価保証されていますが、輸入車に関しては保証されていないものもあるため、予想外の出費を避けるためにも残価保証型かどうか確認が必要です。

残価設定ローンのデメリットを紹介しましたが、所有権の面からも、追加精算が生じる可能性がある面からも、「マイカーを購入する」というよりは「3年間レンタカーを借りる」という意識で車に乗ったほうが良いローンですね。

残価設定型ローンって、最新型の車に乗って、常に流行の最先端にいたい私にぴったり!

まだ運転ヘタだからたまにぶつけちゃったりするけど、残価設定型ローンを使って新車を乗り回すぞ~!

確かにアナタみたいに常に最新の車に乗っていたい人にはぴったりよね。でも、残価設定型ローンの場合、車両返却時に車体に傷がついていたら精算が生じるから気をつけて。

レンタカーに乗っているつもりで、気を使いながら車を扱わないといけなくなるのが残価設定型ローンの難点よね。

金融機関のマイカーローンの最大のメリットは金利にあり

最後に紹介する自動車ローンは、銀行やJAといった金融機関で取扱いのある「マイカーローン」です。

ディーラーローンと違ってローンの手続きに手間はかかりますが、低金利という最大のメリットがあります。所有権の問題についても、マイカーローンなら自分名義の車を手に入れることができるんですよ。

マイカーローンのメリットデメリットについて詳しく紹介します。

金利が低いマイカーローン!フルローンにするなら検討しよう

銀行やJAが取り扱うマイカーローンの一番のメリットは金利が低いことです。

ディーラーローンの紹介のときにも触れましたが、ディーラーローンの金利相場4~10%に比べ、マイカーローンの金利相場は2~5%です。

「残価設定ローンで3~5年後の買い替えを考えている」というわけではなく、フルローンで車を購入するなら、金融機関のマイカーローンを検討する価値は十分あります。

マイカーローンは金利のタイプが選択可能!固定か変動か選ぼう

マイカーローンの金利面でのメリットはもう一つあります。それは、金利のタイプを選ぶことができる点です。金利には、「固定金利」と「変動金利」の2つのタイプがあり、以下のような違いがあります。

「固定金利」と「変動金利」

金利のタイプ 固定金利 変動金利
特徴 ・市場金利の変動の影響を受けない
・ローン契約時に設定された金利のまま返済する
・市場金利の変動の影響を受ける
・市場金利の変動によって、ローンの金利も変動する
合ってる人 ・一定の返済額で安心して返済を続けたい人
・返済額がコロコロ変わると、家計的に対応が難しい人
・近い将来、景気が良くならずに、市場金利も下がると思っている人
・返済期間が3年程度と短い場合

固定金利の方が良いか、変動金利の方が良いかはそれぞれの考え方や家計の状況によって異なります。

返済額がずっと変わらず、安心して返済を続けられるのは固定金利です。でも、近い将来景気がよくならず、市場金利も下がるだろうと思っている人は、変動金利もおすすめです。

自分の考え方や、家計の状況で金利のタイプを選べるのは嬉しいですよね。

金利優遇キャンペーンでさらにお得なマイカーローン

また、マイカーローンは金融機関ならではのキャンペーンの対象になっていることが多く、金利優遇のサービスを受けられることがあるのもメリットの一つです。

金融機関 キャンペーン内容
住信SBIネット銀行 ・仮審査申込前日時点で、住宅ローンと併用がある場合年1.0%の金利優遇
静岡銀行 ・期間中にインターネットから申し込むと年0.7%の金利優遇
トマト銀行 ・キャンペーン期間中にマイカーローンを組むと年0.9%の金利優遇
・さらに給与振込先に指定、もしくはPCかスマホからの申込で年0.45%の金利優遇

金融機関ではマイカーローン以外にも、住宅ローンやカードローンといった様々なローンを取り扱っているため、ローンを併用することで金利優遇のサービスを受けられるケースが多くあります。自動車購入のみ扱っているディーラーローンではできないサービスですね。

手続きや審査に手間と時間がかかる!マイカーローンのデメリット

金利の面でメリットがたくさんあるマイカーローンですが、手続きに手間がかかってしまったり、審査が厳しくて時間がかかってしまうことがデメリットとして挙げられます。

マイカー購入の手続きと並行して、金融機関でもローンの手続きをしなければならないので、ディーラーローンと比べるとどうしても手間がかかってしまいます。

審査にかかる日数は、ディーラーローンだと1日で手続きが終わりますが、マイカーローンの場合は審査結果が出るまでに3日ほどかかることもあります。所要日数の違いからも審査の厳しさが分かりますね。

審査結果が出るまでに3日もかかるんだ・・・。審査では私の何がチェックされちゃうんだろう・・・。
審査では、年齢や年収、勤続年数や勤務先がチェックされるわよ。

他にも申込み前に知っておきたい審査のポイントについてはあとで詳しく解説しているわ。

金利の低さだけで選んじゃ損!マイカーローンのチェックポイント

マイカーローンのメリットとして低金利とキャンペーンを挙げましたが、実際にマイカーローンを選ぶ時、金利の低さやキャンペーンの内容だけで判断すると損をしてしまう場合もあるんです。

マイカーローンを比較検討する際にチェックしておくべきポイントについて紹介します。

マイカーローンを選ぶ時のチェックポイント①:保証料

マイカーローンを選ぶときに、金利以外にチェックすべきポイントの一つ目は「保証料」です。

保証料とは、保証会社にローン返済の保証人になってもらうための費用のことです。保証料の支払い方法には、ローンの金利に上乗せされる方法と、別途保証料を支払う方法の二種類あります。

例えば、金利2.5%のマイカーローンと、金利3.0%のマイカーローンがあったとします。金利だけ見ると2.5%のローンの方が有利に見えますよね。

でも、保証料について、以下のように設定されていたらどうでしょうか。

金利2.5%のローン 別途1.0%の保証料を支払わなければならない
金利3.0%のローン 既に保証料を金利に上乗せしているため、別途料金は0円

この場合は金利3.0%の方が有利になります。このように金利だけで判断してしまうと、あとで損をしてしまうこともあります。

保証料をどのようにして支払うことになるのか、きちんとチェックした上でマイカーローンを決めましょう。

マイカーローンを選ぶ時のチェックポイント②:繰上げ返済

チェックポイントの二つ目は「繰上げ返済」です。繰上げ返済とは、ローンを前倒しして返済して元金を早く減らすことで、利息負担を少なくする返済方法です。

繰上げ返済については、一切受け付けないマイカーローンや、繰上げ返済するなら完済しか受け付けないというマイカーローンもあります。

また、繰上げ返済時の手数料についても不要の金融機関もあれば、5,000~1万円程度の手数料がかかるところもあります。

ローンの返済中にまとまったお金ができる可能性があるなら、繰上げ返済をした方が返済総額を減らすことができてお得です。

ローンの条件をぜひチェックしておきましょう。

マイカーローンは低金利だし、正真正銘自分名義の車になるから嬉しいけど、保証料とか、繰上げ返済とか色々チェックしなきゃなんないから、正直面倒くさいなぁ。
面倒って言っているけど、色々見比べて選ぶことができるのはメリットなのよ。

保証料は支払い方だけチェックすればいいし、繰上げ返済については可能か不可能かだけ確認しておけば大丈夫。

あとで「知らなかった!」って悔しい思いをしないためにも、この2つはチェックしてね。

低金利だと審査は厳しい!マイカーローンの審査ポイント

ローン審査の厳しさは金利の低さに比例するため、マイカーローンの審査はディーラーローンと比べて厳しい内容となります。

またディーラーローンの場合、審査に通るかどうか微妙なときはディーラーから審査通過率が上がるようなアドバイスがもらえますが、金融機関のローン審査では一切アドバイスはもらえません。

ディーラーからのアドバイスとは、例えば「頭金をもっと増やしませんか?」とか「車種やグレードを変えませんか?」といったものです。

マイカーローンの審査に通過するためには、自分で情報収集して対策するしかありません。審査のポイントをしっかり理解して、審査通過率をUPしましょう。

マイカーローンの知っておくべき審査ポイント3つ

審査では他のローンと同様に、まず年齢や年収、勤続年数、勤務先がチェックされます。

マイカーローンの審査のポイントは以下のとおりです。

年齢 ・20代前半だと収入が安定しないとみなされることも
・60歳以上だと退職前後のため返済能力に欠けるとみなされることも
・上記の場合でも、年収や勤続年数など他の要素に問題なければ大丈夫
年収 ・金融機関によって年収基準は異なる
・年間ローン返済額は年収の35%まで
勤続年数 ・長ければ長いほど安定した収入があるとみなされて有利
・3年以上の勤続年数があれば審査に有利(1年程度だと不利になることも)

住宅ローンとの併用で年収がネックに!年間ローン返済額の考え方

年間のローン返済額の上限については年収の35%までが目安と言われています。

年収が500万円の場合は、年間175万円の返済額までならローンを組むことができるということです。

年間175万円までと聞いて安心した人も多いかもしれませんが、これはマイカーローンだけの返済額の上限ではありません。既に返済中の他のローンの返済額も含めて、年収の35%までということなので注意しましょう。

例えば、先ほどの年収500万円の人が既に教育ローンで月々3万円ずつ、住宅ローンで月々10万円ずつ返済しているとします。

既に借入れ中のローン 年間返済額
教育ローン 36万円
住宅ローン 120万円
年間返済額合計 156万円
新しいローンの年間返済額上限 175万円-156万円=19万円

すると、年間返済額の合計は既に156万円にものぼってしまいます。新しくマイカーローンを組む場合、年間返済額の上限はたった19万円になります。

一気に不安になった人もいるのではないでしょうか。住宅ローンを既に返済中の場合は、かなり大きな金額になってしまいますよね。

でもまだマイカーローンを諦めなくても大丈夫。年収に不安があっても審査通過率を上げる方法があるので、試してみてください。

年収に不安があっても諦めないで!保証人を立てて審査通過率UP

住宅ローンとマイカーローンを併用しようとすると、年間返済額の上限がネックになってしまう人も多いと思います。でも、諦めるにはまだ早い!

年収に不安があっても、保証人を付けることで審査通過率を上げることができるんです。

マイカーローンは基本的に保証人不要ですが、ローン契約者よりも年収の高い人を保証人に立てることで、審査に通りやすくなることがあるんです。確実に通るというわけではありませんが、年収に不安がある場合は検討してみる価値アリです。

ディーラーローンの審査でも年収はチェックされますが、審査に通るか微妙な人にはディーラーが「保証人をつけませんか?」と提案してくれます。金融機関ではこのようなアドバイスはもらえないので、不安な人は保証人をつけて申し込みましょう。

過去の借入れ状況も審査に関わる!2~3ヶ月の延滞あれば致命的

マイカーローンの審査では、個人の信用情報もチェックされます。

信用情報とは、金融機関との取引履歴のことで、今までのローンやクレジットカードの契約状況や返済、延滞の状況が登録されています。

信用情報のチェックで落とし穴になりやすいのが、この3つです。

  • キャッシングを常用している場合
  • 過去2~3ヶ月続けてクレジットやローンの延滞をしたことがある場合
  • 携帯電話代金の分割払いを2~3ヶ月滞納したことがある場合

一つ目のキャッシングの常用については、キャッシングの高利率による負担でローンの返済ができなくなってしまう可能性があると判断されて、審査に影響するケースがあります。

対策としては、過去に利用していたキャッシングの契約を解約したり、クレジットカードのキャッシング枠を0にしてから、ローンの申込みをしましょう。

二つ目の2~3ヶ月連続の延滞については、信用情報に金融事故として登録されてしまい、5年ほど記録が残ってしまいます。金融事故の記録が残っている間、ローンは組めません。

もし不安があれば、信用情報機関に情報の開示請求をして、自分の情報を確認してみましょう。

最後に携帯電話料金の延滞について、なぜローン審査に関係があるのか疑問に思った人も多いと思います。

意外と知られていませんが、携帯電話本体を分割払いで購入することはローンを組んで購入することと同じなんです。携帯電話本体は一括払いで買うことが一番の対策になります。

当サイトには、審査のポイントや信用情報機関への開示請求方法について詳しく解説している記事もありますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

審査ポイント、いくつか不安だなぁ。年齢とか、勤続年数とか・・・。
審査ポイントで不安要素があっても、他の部分で問題がなければ大丈夫よ。

ただ、年間ローン返済額については、オーバーしていると審査に通るのは難しいから、事前にしっかり計算して35%以内に抑えるようにローンを組んでね。

自動車ローンの種類と特徴まとめ

自動車ローンについて、ディーラーローン、残価設定ローン、マイカーローンの3つの種類を紹介しました。それぞれのメリットとデメリット、またどんな人にどの自動車ローンが合っているかまとめました。

ディーラーローン

メリット ・手続きがラク
・審査が易しく、結果も即日分かる
デメリット ・金利が高い(相場は4~10%)
・購入する自動車がローンの担保にされ、自分名義にならない
こんな人に合ってる! 普段忙しく、手続きに手間をかけられない人

残価設定ローン

メリット ・車両価格の一部をローンで返済するため、月々の出費を抑えることができる
・金利が低い(相場は1.9~3.9%)
・メンテナンスパックといったサービスを受けられることも
デメリット ・月々の出費が減る分、利息が大きくなり結果的に返済額も多くなる傾向にある
・ローン返済期間が終わっても、残価を支払って車両を購入しなければ自分名義にならない
・車両返却時に傷があれば精算が発生することもあり、気を遣いながら車に乗らなければならない
こんな人に合ってる! ・出費を抑えて、3~5年周期で常に新車に乗っていたい人
・決まった期間だけ車が必要な人

マイカーローン

メリット ・金利が低い(相場は2~5%)
・固定金利、変動金利のどちらか選ぶことができる
・金利優遇キャンペーンの対象になっていることが多い
・購入した車は自分名義になる
デメリット ・手続きに手間がかかる
・審査が厳しく、時間がかかる(審査結果だけで3日程度)
こんな人に合ってる! ・手続きに手間をかけてでも出費を抑えたい人
・自分名義の愛車を長く自由に乗りたい人
それぞれのローンに合っている人の特徴があるんだね。うーん、私は常に新車に乗ってたいけど、自分名義の車に自由に乗りたい・・・どうしよう!
それは欲張り!まずは自分が車に乗るときに何を一番大切にしたいのか考えてローンを決めることが大切よ。

自由に改造したいなら、マイカーローンじゃないと名義の問題があるし、とにかく新車に乗れれば良いのなら、残価設定ローンがお得よね。

自動車ローンの特徴を知って車の乗り方に合ったローンを選ぼう!

それぞれの自動車ローンにメリットとデメリットがありますが、選ぶ時に一番大切なのはマイカーとの付き合い方や乗り方をしっかり考えることです。

常に新しい車に乗っていたい人は、残価設定ローンを組めば低予算で新車に乗れます。マイカーに気兼ねなく自由に乗りたい人や、マイカーを長く大切にしながら乗りたい人は銀行でマイカーローンを組めば、低金利で利息を抑えることもできます。

普段忙しくて、金融機関に手続きに行く時間もない!という場合はディーラーローンも便利ですよね。

自動車ローンの種類や特徴を踏まえて、自分の車の乗り方に合ったローンを選びましょう!

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