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お金はないけど保険は必要!そんな人におすすめの格安医療保険

お金はないけど保険は必要!そんな人におすすめの格安医療保険

お金がなくて毎日の生活はカツカツだけど、病気やケガに備えて医療保険に入っておきたいという人は多いですよね。

だけど保険料って高い・・・そう思って諦めていませんか。

そんな人でも大丈夫。今はネット専業保険会社を中心に格安の医療保険も販売されています。それに、都道府県共済でも安い掛金で病気やケガを保障してくれるんですよ。

保険料をできるだけ節約したい人におすすめの医療保険を紹介します。

保険料が安い医療保険はこれ!ネット保険と共済を紹介します

安い医療保険を探しているあなたに前提として知ってほしいのは、保険は「安ければいいってもんじゃない」ということです。

保険料が高ければ高いなりに病気になったときの保障が充実しています。反対に、安ければ安いなりに保障が削られているわけです。

かといって、「安い保険は全部だめ」ということでもありません。大事なのは「自分に必要な保障が含まれているか」です。

これからいくつか医療保険や共済を紹介しますが、保険料が安いからといって飛びつかず、自分に必要な保障があるかどうか確認してから契約してくださいね。

月額保険料1,000円以下の保険集めました!

まずは保険会社から発売されている格安の医療保険を紹介します。※1

保険料は全て30歳男性で計算しています。保障内容は、もっとも気になる入院と手術への給付金のみ紹介しますね。

まずは一生涯保証してくれる終身保険(終身タイプの医療保険)です。

終身保険 月額
保険料
保障内容
楽天生命
ロング
795円
  • 入院:5,000円/日(入院61日目から1,095日まで)
  • 手術:なし
アクサダイレクト
終身保険
970円
  • 入院:5,000円/日(60日まで)
  • 手術:なし

手術給付金が欲しい場合は月々の保険料が高くなります。

終身保険 月額
保険料
保障内容
アクサダイレクト
終身保険
1,340円
  • 入院:5,000円/日(60日まで)
  • 手術:2.5万円または5万円
マニュライフ生命
こだわり医療保険v2
1,366円
  • 入院:5,000円/日(60日まで)
  • 手術:5万円

このほか東京海上日動あんしん生命の「メディカルKit NEO」、ライフネット生命「終身医療保険 新じぶんへの保険」なども月額保険料1,500円以下で手術給付金がつきます。

次は保障が期間限定の定期タイプの医療保険。保障に期限があるため、同レベルの保障がある終身保険よりも保険料が安くなります。

定期保険 月額
保険料
保障内容
アクサダイレクト
定期保険(10年)
840円
  • 入院:5,000円/日(60日まで)
  • 手術:5万円

安いと噂の共済ってどうなの?実は終身タイプは割高

格安の保険はあるけれど、「名前をよく知らない保険会社では契約したくない」とか「保障が手薄で不安」という人もいますよね。そんな人が検討しているのが共済です。

共済は民間保険会社と違って利益優先ではありません。

ですから充実した保障が安い掛金(保険料にあたります)で受けられて、しかも、共済金の請求が少なかったり、効率経営で集めた掛金が余ったりしたら「割戻金」としてお金が返ってきます。

共済といってもJA共済、全労災(こくみん共済)、CO-OP共済、都道府県共済などいろいろあります。それぞれが取り扱っている医療共済にはこんな特徴があります。

JA共済
こくみん共済
CO-OP共済
定期タイプ、終身タイプどちらもあり
都道府県共済 定期タイプのみ

一生涯保証してほしいなら都道府県共済以外を選ぶ必要があります。でも実は、JA共済、こくみん共済、CO-OP共済の終身タイプの医療共済の掛金は、同レベルの保障がある民間保険会社の商品と比べて安いわけじゃありません。※2

月額掛金 保障内容
CO-OP共済
《ずっとあい》
終身医療
2,425円
  • 入院:5,000円/日(180日まで)
  • 手術:5・10・20万円
こくみん共済
終身医療5000
2,270円
  • 入院:5,000円/日(180日まで)
  • 手術:5万円
アクサダイレクト
終身保険
1,340円
  • 入院:5,000円/日(60日まで)
  • 手術:2.5万円または5万円
損保ジャパン
日本興亜
ひまわり生命
1,692円
  • 入院:5,000円/日(60日まで)
  • 手術:2.5・5・10・20万円

でも、定期タイプの医療共済になると話は変わってきますよ。

実質1,000円以下で医療保険に入れるCO-OP共済

定期タイプなら、民間医療保険よりも共済のほうが断然保障が充実していてお手頃です。CO-OP共済の《たすけあい》医療コースならなんと月額掛金1,000円から充実した保証を受けることができます。※3

月額掛金 保障内容
CO-OP共済
《たすけあい》
医療コース
V1000円コース
(65歳までの定期)
1,000円
  • 入院:2,000円/日(184日まで)
  • 手術:1・2・4万円

入院と手術だけで比べると先ほど紹介した「アクサダイレクトの定期保険(10年)」より見劣りしますが、事故(ケガ)通院で1,000円/日、長期入院に対する一時金12万円も出ます。

さらに割戻金の存在も忘れてはいけません。CO-OPに問い合わせたら、V1000円コースだと割戻率は全国平均で17.7%だということでした(2016年自社調べ)。つまり、実質月額830円程度の掛金でこれだけの保障が受けられるんです。

割戻率は全国平均でこれまでの実績なので、どの地域の生協に加入するかや年によっても違うことには注意してくださいね。

死亡保障を充実させたいなら1,000円で入れる県民共済の総合保障型

もうひとつ紹介したいのが都道府県共済です。この都道府県共済、保障内容や掛け金の面からみて充実しているとの声が高いんです。※4

都道府県共済には、医療保険にあたる「入院保障型」と、死亡保障までついた「総合保障型」があります。

ここでは東京の都民共済を例に紹介しますね。まずは医療保険にあたる「入院保障型」です。月額掛金は2,000円です。

月額掛金 保障内容
都民共済
入院保障2型
2,000円
  • 入院(病気):10,000円/日(124日まで)
  • 入院(事故):10,000円/日(184日まで)
  • 手術:2.5・5・10万円

月額掛金2,000円で入院共済金が10,000円も出るなんて、すごいですよね。保障してくれる期間も、格安民間保険だと60日までが多いのに、都民共済は124日(病気入院)または184日(事故入院)まで出ます。通院保障もついてきます。

一方の総合保障型には月額掛金1,000円、2,000円、4,000円のコースがあります。入院保障型に比べて入院や通院への保障が手薄になり、手術への給付はありません。

しかし1,000円コースでも後遺障害や死亡・重度障害への保障がついてきます。「入院にも備えたいし、自分が死んでしまったときや大きな障害を負ったら家族に保険金を残したい。だけど医療保険と生命保険に合わせて入るのは負担が大きい」と考える人にぴったりです。

しかも都民共済の入院保障型、総合保障型の割戻金は2015年実績で34.16%。総合保障の1,000円コースだと、実質約660円で入院の保障も死亡保障も受けられるわけです。

総合保障型の主な保障内容をまとめました。

総合保障1型
1,000円コース
1,000円
  • 入院(病気):2,500円/日(184日まで)
  • 入院(事故):2,250円/日(124日まで)
  • 手術:なし
  • 通院(事故):1,500円/日(14~90日まで)
  • 交通事故での後遺障害:13.2~330万円
  • 交通事故死亡:500万円
  • 病気死亡:200万円
総合保障2型
2,000円コース
2,000円
  • 入院共済金(病気):5,000円/日(184日まで)
  • 入院共済金(事故):4,500円/日(124日まで)
  • 手術共済金:なし
  • 通院(事故):750円/日(14~90日まで)
  • 交通事故での後遺障害:26.4~660万円※
  • 交通事故死亡:1,000万円
  • 病気死亡:400万円

※18~60歳の場合

保険ってもっと高いと思っていたけど、月々1,000円以下で入れちゃう商品もけっこうあるんだね!
ただ安い保険だと保障内容が削られていて、手術や入院をしても「この入院には保険金出ません」「この手術には保険金出ません」ってことも多いから注意よ。しっかりパンフレットなどでチェックして!

何県がお得?県民共済は地域ごとに保険内容も割戻金も違う!

都道府県共済は、全国どこでもほぼ同じ共済が提供されていますが、割戻金の額は地域や年によって変わります。

そして、共済の内容からしてかなり特殊な独自路線を貫くのが埼玉の県民共済です。

都道府県共済の地域差についてご紹介します。

埼玉県民共済だけはかなり特殊!保障内容が全然違う

2016年現在で県民共済がないのは山梨、福井、鳥取、愛媛、徳島、高知、佐賀、沖縄の8県です。それ以外の39都道府県に都道府県共済があり、それぞれの都道府県に在住または在勤の人を対象に共済事業を行っています。※5

保障内容(共済金の額)の差については、埼玉県を除いてほぼないと思っていいでしょう。

埼玉県の県民共済では入院保障型、総合保障型という共済がありません。医療保険や生命保険にあたるのは「医療・生命共済」と「生命共済プラス型」で、月額掛金の設定も違います。

埼玉県民共済 医療・生命共済(月額2,000円コース、4,000円コース)
生命共済プラス型(月額2,000円コース、4,000円コース)
他の都道府県共済 入院保障型(月額2,000円のみ)
総合保障型(月額1,000円コース、2,000円コース、4,000円コース)

医療・生命共済と生命共済プラス型の保障内容はこのようになっています。

医療・生命共済
月額2,000円コース
(15~60歳まで)
  • 入院(事故):8,000円/日(120日まで)
  • 入院(病気):8,000円/日(120日まで)
  • 手術:1・5万円
  • 事故での重度障害:1000万円
  • 事故死亡:1,000万円
  • 病気死亡:400万円
生命共済プラス型
月額2,000円コース
(15~60歳まで)
  • 入院(事故):5,000円/日(184日まで)
  • 入院(病気):4,500円/日(124日まで)
  • 手術:なし
  • 通院(事故):1,500円/日(14~90日まで)
  • 事故での重度障害:800・1,000万円
  • 事故死亡:800・1,000万円
  • 病気死亡:400万円

「医療・生命共済」は他の都道府県共済の「入院保障型」と違って通院保障はついていません。

ただし「入院保障型」の死亡・重度障害の保障が10万円なのに比べて、死亡・重度障害への保障がかなり手厚くなっています。

この掛金でこの保障でも手厚いですが、さらに割戻金が返ってくることを考えると「埼玉県民共済が魅力的」と言われる理由がよくわかりますね。

埼玉県民共済の保障内容が特殊なのはなぜ?電話で聞いてみた

埼玉県民共済が他の都道府県共済とはあまりに違うため、気になって埼玉県民共済に「なんで埼玉だけ違うの?」と電話してみました。

説明をまとめると「埼玉は都道府県共済の発祥の地です。その後、共済を全国に広めるための全国組織ができ、今は全国組織が作った共済が、各都道府県で扱われています。でも埼玉は共済発祥の地ということもあって、埼玉にしかない独自の共済を作っています」とのこと。

納得できるようなできないような感じですが、とにかく「発祥の地」だという気概で、独自路線を貫いているようです。

2015年1位は堂々の埼玉!都道府県共済の割戻金の地域差

県民共済のお得感をさらに増してくれるのが割戻金です。

埼玉県民共済の職員さんは「埼玉独自の共済は、割戻率が他の都道府県共済よりも高いんです」とも教えてくれました。

確かに医療・生命共済で割戻率45.50%(2015年実績)なので、掛金は半分近く戻ってきます。月額2,000円コースでも、実質1,000円ちょっとで共済に入っていることになり、かなりお得です。

県民共済は在勤または在住している都道府県で加入できるので、県をまたいで通勤している人は、どちらの共済に入ったほうがお得になりそうかを比べてみるのもいいですね。

各都道府県の県民共済を比較してみましょう。2015年の割戻率実績をブロックごとにまとめました。※6

ただしあくまでその年の実績であって、今後も同じくらいの割戻金があるかはわかりません。その点は注意してくださいね。

北海道・東北 関東
北海道 28.56%
青森県 25.21%
岩手県 32.66%
宮城県 24.68%
秋田県 23.89%
山形県 27.51%
福島県 33.70%
茨城県 28.79%
栃木県 30.47%
群馬県 35.72%
埼玉県 45.50%
千葉県 30.13%
東京都 34.16%
神奈川県 27.51%
山梨県 共済なし
北陸・中部 関西
新潟県 33.15%
富山県 31.43%
石川県 26.97%
福井県 共済なし
長野県 30.73%
岐阜県 28.52%
静岡県 32.17%
愛知県 32.11%
三重県 33.99%
滋賀県 28.03%
京都府 26.26%
大阪府 28.87%
兵庫県 27.48%
奈良県 30.24%
和歌山県 25.24%
中国・四国 九州・沖縄
鳥取県 共済なし
島根県 28.06%
岡山県 30.20%
広島県 31.93%
山口県 29.55%
徳島県 共済なし
香川県 17.11%
愛媛県 共済なし
高知県 共済なし
福岡県 25.67%
佐賀県 共済なし
長崎県 28.11%
熊本県 28.18%
大分県 19.58%
宮崎県 22.52%
鹿児島県 25.26%
沖縄県 共済なし
県民共済に興味がわいてきたなぁ。だけど、県民共済にもデメリットってあるんじゃない?
終身タイプがないから途中で保障が終わってしまうことと、ある年齢を超えると保障内容が手薄になることね。

格安保険で本当に大丈夫?公的給付も合わせて使おう

保障が限られた格安保険では、「入院が長引いたらどうしよう」「難しい手術を受けることになったら保険金では足りないかも」と不安を感じる人もまだいるかもしれません。

大丈夫。日本の公的医療保険制度ってすごく充実しているんですよ。

高額療養費制度や傷病手当金などの制度を使えば、高額になった医療費を補てんすることができます。

高額療養費制度で1ヵ月に負担する医療費の上限は決まってる

実は、1ヵ月に負担する医療費の上限は年収によって決まっています。その上限を超えてかかってしまった医療費については、返してもらうことができるんですよ。※7

例えば、70歳未満で年収約370万円以下の人なら1ヵ月の自己負担の限度額は57,600円、70歳未満で住民税非課税者なら35,400円と決まっています。

1月につき、上限額以上に医療費がかかることはありません。

加入している健康保険の窓口に、申請書と病院の領収書などの必要書類を提出して手続きします。事後申請でOKですが、医療費が高額になることがわかっていれば事前申請もできます。

病気・ケガで働けない期間のお給料は傷病手当金でカバー

社会保険に加入している会社員や公務員なら、業務が原因のケガや病気で働けないなら労災がおりますし、業務外の病気やケガで長期間働けなくてお給料をもらえない場合には傷病手当金を受け取ることもできます。

傷病手当金は原則としてお給料の約3分の2が、最長1年6ヵ月支給されます。ちょっと収入が少なくはなりますが、非課税なので税金が引かれることもありません。

手続きは会社の人事担当者を通じて、協会けんぽに書類を提出するのが一般的です。

自営業の人が加入している国民健康保険には、傷病手当金の制度はありません。

高額療養費制度なんて知らなかった!医療費が膨らみ過ぎることってないんだね。じゃあ病院のVIPルームに入院して美容整形でもしようかな?
美容整形や食事代、個室に入った場合の差額ベッド代など、公的な医療保険の範囲外の費用については高額療養費制度の対象じゃないわ!自己負担分としてばっちり請求されるわよ。

それに、あなた可愛いんだから整形なんてする必要ないでしょ!

あなたでも大丈夫!月額1,000円以下で保険に入れる

できるだけ保険料を抑えて保険に入りたいなと思っている人向けの医療保険や共済を紹介してきました。月額1,000円以下でも民間の保険や共済に加入できることがわかりましたよね。

たけどいくら安くても自分に必要な保障が含まれていないと、結局はお金の無駄になってしまいますから、「安いからこれでいっか」ではなくて内容までしっかり検討してください。

少ない掛金で保障内容が充実しているのは県民共済。特に、病気やケガだけではなくて死亡保障もつけたいと考えている人には、都道府県共済の「総合保障型」がおすすめです。

都道府県共済に加入するには、出資金200円を支払って組合員になる必要があります。資料や加入のための書類は各共済のWEBサイトからダウンロードできますよ。

この記事では、次のリンク先の内容を参考にしました。

※1
http://hoken.rakuten.co.jp/rl_notice/products/long/?lid=top_lng_02
http://www.axa-direct-life.co.jp/products/wholelife/example/
http://www.manulife.co.jp/kodawari-iryo02
http://www.axa-direct-life.co.jp/products/medical_term/

※2
http://www.ja-kyosai.or.jp/okangae/product/
http://coopkyosai.coop/thinking/lineup/zuttoai/shusin_iryou/feature.html
https://www.zenrosai.coop/kyousai/kokumin/shushiniryou5000.html
http://www.axa-direct-life.co.jp/products/wholelife/example/
http://hokensc.jp/iryou/himawari_life.html

※3
http://coopkyosai.coop/thinking/lineup/tasukeai/medical/guarantee.html

※4
http://www.tomin-kyosai.or.jp/product/life/hospital/security.html
http://www.tomin-kyosai.or.jp/product/life/total/security.html

※5
http://www.kyosai-cc.or.jp/
https://www.saitama-kyosai.or.jp/kyosaisyohin/life/index.html
https://www.saitama-kyosai.or.jp/kyosaisyohin/life_plus/index.html

※6 http://minaosi.net/todoufukenminkyosai/warimodosi/2015-8/

※7
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/0000075123.pdf

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