「お金を借りる方法」と聞くと、銀行や消費者金融などのローンや、親・知人からの借金など、さまざまな方法が思い浮かぶのではないでしょうか。
でもいざ自分がお金を借りるとなると、どうやって借りればいいのか迷いますよね。そもそも自分の年齢や職業・収入で借りられるのか、分からない人も多いです。
また「今すぐお金が必要!」という人や「家族や職場の人にバレたくない」という人など、お金を借りるときに重視するポイントも人それぞれ。
この記事では目的や職業別に、お金を借りる方法やポイント・注意点を紹介します。下の目次から自分の希望に合った項目を選択し、お金を借りる方法を探してみてください。
今すぐお金が必要なら、最短即日融資のカードローンを利用!
急な出費でお金が足りなくなったり、料金支払いなどを忘れていて手元にお金がなかったりと、思いがけずお金を借りなければならない状況に直面することも。
カードローンなら即日融資が可能な会社も多いので、急ぎの人にもオススメです。カードが当日中に発行されればATMで出金できますし、銀行の営業時間に間に合えば口座振り込みしてもらえる場合もあります。
しかし融資スピードが速いカードローン会社でも、即日キャッシングが確実とは限りません。
申し込む時間が遅すぎたり、申し込み・カードの受け取り方法などを間違ったりすると、お金を借りられるのが翌日以降になるので注意しましょう。
また即日融資を受けられるカードローン会社については、当サイトの記事「最短即日融資のカードローン一覧【今日借りたい人へ】」で紹介しています。
当日中にお金を借りるための条件についても解説しているので、参考にしてください。
誰にもバレずにお金を借りる方法
使い道や理由はどうであれ「誰にもバレずにお金を借りたい」と思っている人は多いと思います。
結論から言えば、誰にもバレずにお金を借りることはできます。
借金する(している)ことは、次のようなことがきっかけで会社や家族にバレます。
- 在籍確認※の電話が職場にかかってくる
- カードローン関連の書類やカードが自宅に郵送される
申し込んだ人が、申し込み書に書かれた企業で実際に働いているかどうか(就業状況)を確認すること。カードローンの場合、基本的には職場への電話で在籍確認をします。
もし「何の電話?」って聞かれたら、「心当たりがない」とか「クレジットカードを作った」とか言っておけば、職場バレは回避できるわよ。
それから利用明細書は書面じゃなくて、WEBで見られるようにしておくのがオススメよ。
誰にもバレずにお金を借りる方法については「カードローンでのキャッシングが職場の人・家族にばれない方法!」で、詳しい内容を確認してくださいね。
未成年がお金を借りる方法!満18歳以上ならローン利用も可能
各種ローンの利用条件として、申し込み可能な年齢は「満20歳以上」と定めていることが多いです。
しかし未成年でも満18歳以上で安定した収入があれば、お金を借りる方法があります。
- 学生なら学生ローンでお金を借りる
- 未成年も申込可能なカードローンでお金を借りる
- クレジットカードのキャッシング枠を利用する
- 親族や知人にお金を貸してもらう
未成年で学生の場合は、学生専用のローンを検討しましょう。
学生ローンには、バイト先への電話連絡(在籍確認)を避けられる会社もあるんです。
学生がお金を借りる方法については「学生もカードローンで借入可能!周りに内緒で借りることもできる」に詳しい内容や会社名を記載しています。
またカードローンには未成年でも申し込み可能なものもあります。
例えば、ろうきんのカードローン。地域によって利用条件は異なりますが、満18歳以上で親の同意が得られれば、利用できる場合が多いですよ。
ろうきんのカードローンは金利も低めでオススメです。特徴やメリット・デメリットは「ろうきんカードローンは誰にオススメ?銀行・消費者金融と比較し解説」で紹介しています。
親族や知人にお金を貸してもらう方法については「親族や知人にお金を借りる方法と注意点」まで読み飛ばしてください。
専業主婦がお金を借りる方法と旦那バレ対策
自分に収入のない専業主婦でも、お金を借りる方法があります。おすすめはカードローン。
銀行系カードローンなら総量規制※の対象外なので、借り入れ可能な金額が収入に制限されることはありません。
貸金業法により定められた、借り入れ金額の上限です。債務者が貸金業者から借りられる金額は「自身の年収の3分の1まで」と決められています。
ただし銀行は「銀行法」に基づいて運営しているため、総量規制の対象外です。
専業主婦でお金を借りたい人のなかには、旦那に内緒にしておきたいと思っている人もいます。
カードローンなら、旦那にバレずに利用することも可能です。
- 配偶者の同意が必要ないカードローンに申し込む
- 申込・契約時の郵送物に注意する
- 利用しているカードを見られないよう注意する
- 通帳の履歴を見られないよう、カードローン専用の口座を作る
専用主婦が利用できるカードローンや、旦那にバレずにお金を借りる方法については「収入がない専業主婦もカードローンは利用可能!旦那バレ防止策も解説」を読んでみてください。
派遣社員がお金を借りる際は在籍確認に注意
派遣社員の場合、カードローン審査で特に注意すべきなのは在籍確認の電話です。
申し込み書に記入する勤務先は、給料を払っている派遣会社(派遣元企業)にするのが一般的。つまり派遣会社に在籍確認の電話がかかってきます。
しかし派遣会社によっては「登録している派遣スタッフの情報は教えない」と決められているため、在籍確認がスムーズに進まない恐れも。担当の人に事情を説明しておくなどの対策が必要です。
派遣社員がカードローンを利用するための条件や審査のポイント、在籍確認の際の注意点については「派遣社員でもカードローンで借金可能!在籍確認を乗り切るコツとは」でさらに詳しく解説しています。
審査のポイントについては、パート・アルバイトと同じです。次の項目で説明しているので、確認しておきましょう。
パート・アルバイトがお金を借りる方法と審査のポイント
「パートやアルバイトだとカードローンの審査に通りにくいのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、雇用形態が審査に影響することはありません。
審査で重要視されるのは「収入と希望限度額のバランス」です。
「収入に対して、これくらいの限度額なら借りられる」という明確な答えはありません。
しかし消費者金融では、先ほど説明したような総量規制(借り入れできるのは年収の3分の1まで)が決められています。この範囲内で、自分が確実に返済していける金額を希望するのがオススメです。
他にもカードローンの審査において、有利になるポイント・不利になるポイントがあります。
有利 | ・勤続年数が長い ・レギュラー(フルタイム)勤務である ・社会保険証を持っている |
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不利 | ・頻繁に転職している ・同時に複数のカードローンを申し込んでいる |
入力する項目は「生年月日」や「年収」、「他社での借り入れ金額」など。1~2分程度で終わる簡単な審査です。
ただしあくまで目安なので、簡易審査で「借り入れ可能と思われます」と表示されても、他の理由で審査に落ちる場合もあります。
複数の申し込み情報が登録されていると「この人、同時にこんなにカードローンを申し込んでる。よっぽどお金に困ってるみたいだな。」って思われてしまうの。
個人事業主がお金を借りる方法!急ぎで短期利用ならカードローン
個人事業主がお金を借りる方法は、個人事業主向けの融資制度や銀行・信用金庫からの融資など様々です。
すぐに資金を確保したいなら、カードローンがおすすめですよ。
「すぐ仕入れたい商品がある」「一時的に運営資金が足りなくなっている」など、緊急時に便利です。
個人事業主の人はカードローン利用前に、次のポイントを確認しておきましょう。
- 資金使途に「事業資金は除く」と書かれていないか確認する
- 短期的な借り入れに利用する
- 固定電話がなければプロミスかアコムを利用する
プロミスとアコムについての詳しい情報・メリットやデメリットは、次の記事でお伝えしています。
また個人事業主がカードローンを利用する際の注意点について詳しく知りたい人は「すぐ借入したい個人事業主必見!自営業のカードローン審査のポイント」も読んでみてくださいね。
会社員なら申込可能なローン商品は多い
「今月は飲み会が頻繁にあるから、出費が多くなりそう」「結婚式に招待されたから、自由に使えるお金が少なくなる」など、収入の安定した会社員でもお金のやりくりが厳しいことがありますよね。
会社員の人は非正規雇用の人や専業主婦に比べて、利用できるローン商品が多いです。なかでも、契約期間内は繰り返しお金を借りられるカードローンは便利。いざという時役に立ちます。
当サイトでは、全国対応のカードローンを金利・無利息期間・毎月の返済額から比べた記事「全国対応15社のカードローンを徹底比較!金利と毎月の返済額に注目」を用意しています。
カードローンの利用が初めての人や、どこでお金を借りるか迷っている人はチェックしてみてください。
親族や知人からお金を借りる方法と注意点
「できれば家族や知り合いにお金を借りたい」と考えている人もいますよね。気心の知れた身内ならお金の相談もしやすいですし、「金融機関からお金を借りるよりも、面倒な手続きが無さそう」というイメージもあるのではないでしょうか。
しかし親族や知人からお金を借りる方法はオススメできません。
審査で「返済能力がない」と判断された人が、他でお金を借りてもきちんと返せるか分からないでしょ。最悪の場合お金を返せなくなって、トラブルに繋がるわ。
- 借用書を作成する
- 返済期日を決め、期日までに返済する
- 親にお金を借りるときは贈与税に注意する
それでは、それぞれの注意点について詳しく説明していきます。
1、借用書を作成して金銭トラブルを防ぐ
借用書とは「貸し主(債権者)と借り主(債務者)の間でお金の貸し借りをした」と証明するための書類。お金を借りた借り主は、貸し主へ借用書を提出します。
もちろん口約束での借金にも返済の義務は生じますが、「返済期日はいつだった」とか「利子はどれくらいだった」とか、後で双方の言い分が嚙み合わずトラブルになるのを防ぐためにも借用書の作成が必要です。
借用書の書き方には決まりがあります。記載すべき事項や作成時の注意点は「無効にならない借用書の書き方!金銭トラブル防止に借用書は必須」で確認しましょう。
2、借りたお金は返済期日までに必ず返す
借りたお金を決められた期日に返すのは、貸し主が誰であろうと当然のこと。特にお金を借りた相手が自分の身内なら、返済の延滞によって人間関係にヒビが入るでしょう。
借用書に記載した期日を守り、借りたお金を返済してくださいね。
3、親にお金を借りるときは贈与税に注意する
親から110万円以上のお金を借りると、税金(贈与税)がかかる場合があります。
親からお金を「もらっているのか」、それとも「借りているのか」をハッキリ示さないと、税務署に「お金をもらった(贈与された)」と見なされてしまうんです。
借りる金額を110万円未満にとどめるか、「借金」であることを証明して借りましょう。
親から借金するときの注意点については「親にお金を借りると贈与税がとられる!?親からの借金の注意点と対策」の記事を読むことをオススメします。
親に借金した理由や、借金するときの言い訳なども紹介していますよ。
闇金・個人間融資には関わるな!手口の一部を紹介
お金に困ったときは冷静さを失い、「とにかくお金を確保できれば、方法は何でもいい」と思ってしまう人もいます。
しかし闇金や個人間融資でお金を借りるのは絶対にやめてください。
個人情報を悪用されたり、金銭を騙し取られたりなどの被害を受けるうえに、利用した自分まで逮捕される恐れもあるんですよ。
勧誘や取り立て、お金を騙し取る方法などはさまざまです。その一部を紹介します。
闇金融に関わると一生後悔することに!手口の一部を紹介
利息制限法で定められている、キャッシングの上限金利は20.0%まで。しかし闇金はこれを越える高金利で貸し付けてきます。
例えば、10日で1割の利息が付く「トイチ」という適用金利。
これをカードローンの店頭表示金利(年率)に揃えると、300%を超えるかなりの高金利になるんです。
「審査が激甘」「ブラック(自己破産や借金延滞などの金融事故がある人)でも融資OK」などの言葉に誘われ利用してしまう人もいますが、これだけ金利が高いと返済できる可能性は低いです。
返済できたとしても「手数料」「迷惑料」など理由を付け、お金を請求され続けることもあります。
押し貸しとは、闇金が勝手に債務者の口座に入金し「利息を付けて返済しろ」と要求してくることです。
万が一振り込まれてしまったら、司法書士や弁護士などの専門家に相談しましょう。
押し貸しの手口や対処法、被害を防ぐ方法については「心当たりがない入金があったら押し貸しかも!ヤミ金の手口と対策」でさらに詳しく解説しています。
闇金にお金の借り入れを申し込んでも、借りられない場合があるんです。その際に闇金は「お金を借りられる会社を紹介する」といい、債務者に手数料を払わせます。
ただし「紹介」といっても、債務者がお金を借りられるよう手配することはありません。それどころか、申し込みの際手に入れた債務者の個人情報を売る場合もあります。
個人情報が流出すると、闇金との関わりを断った後いつ被害を受けるかわかりません。一生不安が付きまとい後悔することになります。
個人間融資は貸金業法違反!ヤミ金・詐欺業者の被害に遭う
まずは被害を避けるために、個人間融資※がどういうものか知っておきましょう。
個人間融資専用の掲示板や、TwitterなどのSNSを通じ、見ず知らずの人同士がお金の貸し借りをすることです。金融機関や貸金業者などの融資と違い、審査がないのが特徴。貸し主さえOKすれば、取引が成立します。
これだけでも十分怪しいですよね。赤の他人にそう簡単にお金を貸す人なんて、そういません。
個人間融資の貸し主となるのは、闇金か詐欺業者がほとんどです。
しかし銀行や消費者金融でお金を借りられない人たちは、他にお金を借りる手段がなく、つい手を出してしまうことも。個人間融資を利用した詐欺の手口は、主に次のとおりです。
- 保証料や手数料を騙し取り、融資はしない
- 借主の個人情報を使って、借主の名義でお金を借りる
- 悪質サイトへの登録を促す
- アフィリエイト収入目的でFX口座開設などをさせる
保証料や手数料を払う時点で「詐欺かどうか」を判断するのは困難です。また個人情報を抜き取られてしまっては、もう手遅れ。いつどこに自分の情報が売られてもおかしくないですよね。
そもそも個人間融資の運営は貸金業法に違反していますし、利用すれば自分も逮捕される恐れもあるので絶対関わってはいけません。
個人間融資について詳しく知りたい人は、別記事「個人間融資掲示板は危険!詐欺・闇金の手口と違法性」を読んでみてくださいね。
お金を借りる方法は様々!自分に合った方法で探そう
専業主婦や未成年・学生でも、誰にもバレずにお金を借りられます。しかし返済が滞ると督促状などで知られてしまうので、無理なく返済できる分だけ借りましょう。
また突然の退職などでお金に困った人に対して、公的機関が行っているサービスもあります。
「お金に困った!生活費が苦しいときに使える公的支援サービスまとめ」でサービス内容や手続き方法を紹介しているので、読んでみてくださいね。