借金・返済

連帯保証人とは?カードローンでも必要?保証人との違いと責任をわかりやすく解説

admin

「お金を借りるなら、家族や誰かに保証人になってもらわないといけないの?」と思うかもしれません。

アコム、アイフル、SMBCモビットのカードローン・キャッシングローンでは、担保や保証人は不要と案内されています。ただし、連帯保証人という制度自体がなくなったわけではありません。奨学金や事業用の借入れでは、今も関係する場合があります。

もし「連帯保証人になってほしい」と頼まれたら、普通の保証人との違いと、自分が負う責任を確認してから判断しましょう。

💡 まず結論|カードローンで連帯保証人は必要?

次の3社の商品では、申込者が連帯保証人を用意する必要はありません。各社の公式案内を確認した結果です。

商品担保・保証人公式情報
アコムのカードローン担保・連帯保証人ともに不要貸付条件を見る
アイフルのキャッシングローン担保・連帯保証人ともに不要商品概要を見る
SMBCモビット保証人・担保ともに不要申込条件を見る

したがって、この3社の商品では「10万円借りたいから、親に連帯保証人になってもらう」という手続きは必要ありません。一方、保証人不要でも申込者本人の審査はあります。商品ごとに条件は異なるため、申込前には必ず最新の商品概要を確認してください。

借入先を検討する前に条件や返済の注意点を整理したい方は、カードローンの基礎と選び方もご覧ください。

🤔 そもそも連帯保証人とは?

連帯保証人とは、借りた本人が返済しない場合などに、保証契約の範囲で本人と連帯して支払いの責任を負う人です。

たとえばAさんが100万円を借り、Bさんが連帯保証人になったとします。Aさんが返済しなければ、Bさんにも支払いを求められる可能性があります。「本人がどうしても払えなくなったときだけ少し助ける」という軽い約束ではありません。

⚖️ 保証人と連帯保証人は何が違う?

大きな違いは、普通の保証人には一定の場合に認められる主張が、連帯保証人には認められないことです。

確認する点普通の保証人連帯保証人
「まず本人に請求して」と主張する(催告の抗弁)一定の場合にできるできない
「先に本人の財産から回収して」と主張する(検索の抗弁)一定の場合にできるできない
複数の保証人がいるときに負担を分ける(分別の利益)認められる場合がある原則として認められない
支払い責任保証契約に従って負う本人と連帯して負う

つまり、普通の保証人なら「まず借りた本人へ請求してください」と言える場面でも、連帯保証人はそのように主張できません。JASSOも、人的保証制度の案内で違いを説明しています。

「名前だけ貸して」「迷惑はかけないから」と言われても、気軽に引き受ける契約ではありません。

📚 今でも連帯保証人が必要になるケースはある

分かりやすい例がJASSOの貸与奨学金です。第一種奨学金では、原則として機関保証と人的保証から選びます。人的保証を選ぶ場合は、連帯保証人と保証人を選任します。一部の奨学金では両方の保証が必要なため、制度ごとの条件を確認してください。詳しくはJASSOの保証制度の選択をご覧ください。

JASSOは、人的保証で本人が返還を延滞した場合、連帯保証人は返還未済額の全額について責任を負うと案内しています。連帯保証人1名・普通の保証人1名の場合、普通の保証人が負う金額は返還未済額の2分の1とされています。

奨学金の返還そのものが難しい場合は、奨学金が返せないときの減額返還・返還期限猶予も確認してください。

🏢 事業のお金を借りるときにも保証が問題になる

会社や個人事業主が事業資金を借りるときにも、保証契約が関係することがあります。ただし、事業に関与していない友人や親戚などの個人が安易に保証を引き受けないよう、法律上の保護があります。

2020年4月施行の改正民法では、一定の事業用融資について第三者の個人が保証人になる場合、原則として公証人による保証意思の確認が必要になりました。保証意思宣明公正証書は、原則として保証契約を結ぶ日の1か月以内に作成します。ただし、経営者など一定の例外があります。法務省の資料で制度の対象と例外を確認できます。

📝 2020年の民法改正で、保証人の保護も強くなった

もう一つ重要なのが極度額です。保証人が最大でいくらまで責任を負うのか、という上限を指します。

個人が根保証契約をする場合、極度額を定めていなければ保証契約は無効です。根保証は、一つの決まった債務だけではなく、一定の範囲で将来生じる債務も保証する契約です。住宅の賃貸借契約の保証などが該当する場合もあります。法務省「保証に関するルールの見直し」に説明があります。

⚠️ 「連帯保証人になって」と頼まれたら確認したいこと

  1. 誰が、誰から、いくら借りるのか
  2. 元本、利息、遅延損害金など、どこまで保証するのか
  3. 返済期間はどのくらいか
  4. 普通の保証人なのか、連帯保証人なのか
  5. 根保証なら、極度額はいくらか
  6. 本人が返済できない場合、自分で支払える金額なのか

「絶対に迷惑をかけない」と言われても、将来の事情は分かりません。自分が代わりに返済することになっても引き受けられるかを前提に考えましょう。契約内容や責任範囲が分からなければ、署名・押印の前に弁護士などの専門家へ相談することも選択肢です。

❓ よくある疑問

カードローンを利用すると家族が連帯保証人になる?

家族が自動的に連帯保証人になるわけではありません。アコム、アイフル、SMBCモビットの上記商品は、公式案内で保証人や連帯保証人を不要としています。

保証人と連帯保証人は同じ?

違います。どちらも支払い責任を負う可能性がありますが、連帯保証人には催告の抗弁権・検索の抗弁権がなく、普通の保証人より責任が重くなります。

奨学金では必ず連帯保証人が必要?

必ずではありません。JASSOの貸与奨学金では、機関保証を選べる場合があります。機関保証では保証料を支払い、人的保証の連帯保証人・保証人は不要です。ただし奨学金の種類によって扱いが異なります。

まとめ|カードローンでは不要でも、連帯保証人の責任は今も重い

大手の無担保カードローンには、連帯保証人なしで申し込める商品があります。一方、奨学金や事業用融資などでは、連帯保証人が関係する場合があります。

連帯保証人は「名前を貸す人」ではなく、実際に支払いを求められる可能性がある人です。頼まれたときは、金額や返済条件に加え、自分がどこまで責任を負う契約か確認してから判断しましょう。

借金・返済の制度や相談先を知りたい方は、借金・返済ガイドもご覧ください。

参照した公式情報・確認日

情報確認日:2026年9月25日。商品条件や制度の運用は変更される場合があります。申込・契約の前に各公式情報をご確認ください。

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大手キャッシング・クレジットカード比較サイトから独立しメディアを立ち上げました。わかりやすく情報をお届けすることを心がけています!
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